わたしは、新4年生の2月から茶理庵に通い始めました。
初めて、みんなとちゃんとした授業を受けたとき、みんな すごく計算が速くて、自分もそうなりたいと思いました。
5年生になって、だいぶできるようになって、『奇跡の子』と塾の先生たちみんなから言われたときはうれしかったです。でも成績は、まだみんなより悪いままでした。
6年生になっても、そう簡単には成績は上がっていきませんでした。
社会の勝ち抜き戦でも、5~6回しか答えられませんでした。わたしは政治が一番苦手でした。
四科のまとめやラウンド100を家で一生剣舞やったつもりだったけど、皆もがんばっているから、追いつくのは大変でした。
6年生の秋、チャーリーとの三者面談をしてビビってからは、ちょっとずつがんばり出し、授業の内容をきっちりと家で復習し出しました。
それに授業のない日も、茶理庵の教室に行き、夜遅くまで自習していました。
わたしが一番苦労したのは、社会や理科の暗記でした。
いよいよ残りの日数が3週間になったとき、私も本気モードになってきて、今考えると、この時期に成績が伸び上がってきたみたいです。
途中で、お父さんやお母さんといっぱいもめたり、受験をやめたいと思ったこともあったけれど、この3年間やってきてよかったと、合格した今 しみじみ思っています。