まさか…。2月3日は合格(うか)ると思っていたのに…。
こんなことは想定外のでき事だった。
悔しかった。悲しかった。もうやめようかと思った。
その時、チャーリーから応援の電話がかかってきて「今度は絶対に大丈夫だから、最後まであきらめずにがんばれ。」と励ましてくれた。
4日校は、「必ず合格できる」と確信していた。「茶理庵」の指導員が後ろについてくれていると思うと、とてもリラックスできた。結果は合格!すぐに報告をして、明日のために寝た。
2月5日、この日はチャーリーも学校まで駆けつけてくれた。茶理庵には、この日に、この学校を受験するのは、もうぼくしかいないはず。
ぼくは、絶対に合格しなきゃ!と思った。
けれど、問題を開いた途端に難しい問題ばっかりで、ダメかなと絶望でいっぱいになった。
けれど、奇跡は起きたのだ。すぐに指導員全員に報告をした。あの嬉しさは一生忘れられない。
2年半やってきた受験勉強も今日(2月5日)で終わりだ。
「合格と不合格 どちらも体験ができたことは、お前にとって大きな収穫だ」と、チャーリーが話してくれた。
やりがいがあった中学受験だった。