今年、2023年の初め、あなたはどんな年明けを迎えましたか?
今年はこんなことをがんばってみよう!
今年こそは、あんなチャレンジをしてみよう!などなど、いろいろな目標やアイデアがあったのではないかと思います。
あなたは、何を祈念しましたか? 覚えていますか?
そこからもう半年。1年の前半を終えますね。
この頃、毎日が暑くなってきました。受験生たちは夏休み目前ですね。
夏休み中の「小学生が自由に使える時間」を、学校がある通常期に換算すると、およそ3ケ月に匹敵すると言われています。
夏休みという期間は、受験生にとって“まとまった時間”をとることが可能な貴重な40日間となるのですね。
だとすれば、夏休みで「入試の合否が決まる」とは言えないまでも、上手に使えなかった人たちは、大きく出遅れてしまうことは間違いなさそうです。
ぜひ、夏休みに向けて、何かしら具体的な目標を立ててみることをお薦めしたいと思います。
名づけて、“2分の1 新年の誓い”。
何事も「やるぞ!」と思っているうちは、自発的なチャレンジですが、これが「やらなければ」になると、とたんに義務になってしまいます。こうなってくると、当初、前向きだった気持ちも、重く面倒だなぁ~イヤだなぁ~やりたくないなぁ~という気持ちにつながっていきます。
「やるぞ」と決めたのは誰でしょうか?
まさか、ここでまだ「ママ」とか言っちゃう人~??!
中学受験をするのは、パパでもママでもなくあなた自身なのですから、いつまでも「ママに『やりなさい』と言われたから、仕方なくやってるんです~」と言い続けるのは、カッコ悪いと思いますよ?
もちろん、受験勉強というのは想像以上に大変ですから、誰でも最初は意欲的であっても、徐々にそれが重荷に感じられてきて、「やらないと…」という義務感に変わっていってしまいがちです。
やるせなさやらイライラやらモヤモヤ…といった どうしようもないその気持ち、、、わかりますよ!
でもね、これでは、もったいないのですね。
せっかく「やろう!」と決めたことですから、そこは「やろう」の気持ちが熱いうちに、実際に動き出すことが肝心だと思います。
中学受験を志したみなさんは、きっと前向きな気持ちでスタートしたことでしょう。
ですが、受験勉強を進めていくうちに、
「〇〇しないと、怒られる」
「△△しないと、叱られる」
「◇◇しないと、落とされる」
などなど、「やらなきゃ」「やらないと」の義務感のオンパレードになってきて、やがて心に大きな負担をかけていくようになってきます。
心の大きな負担は、ブレーキとなります。
逆に、チャレンジだと思って取り組めば、前に進む原動力になります。
中学受験はMust(義務)ではありません。
あなたも、あなたの「〇〇中学校に合格したい!」という想いがあるからこそ、今現在、がんばれているのだと思います。
ですから、その道半ばにある「すべきこと」についても、「やらなければならない」ではなく、前向きに取り組んでほしいのです。
成果は、少しずつ、そして確実に出てくると思います。
そして、今年こそ、努力が実を結ぶことを私も応援しています。
あなたの努力が実を結ぶその時まで、私もすぐ傍で伴走していきます。