ぼくにとっての中学入試は、とても長く、険しい道のりでした。
テレビやゲーム、友達からの遊びの誘惑に耐えることが何よりもつらかったです。
でもそのたびに、「自分が今つらいのは、だれのためでもなく自分のためなんだ」と自分で自分に言い聞かし、自分をはげましていました。
たしかに、中学受験をしない友達は、楽しそうに遊んでいられます。自分もその道を選ぶことは十分できたと思います。でもぼくは「中学受験」という道を選びました。
理由は一つです。五年生の頃からの夢であり、あこがれであった中学校に入学したい!と本気で思ったからです。
今では、そのために力を貸してくれた家族とチャーリー・テツジン・ドロドロに心から感謝しています。
この中学入試を通して、様々な面で大切なことを学べた気がします。そのような意味では、これから成長していく上でもとても貴重で、大きな意味をもった経験ができたと思っています。